The Garden Create Company Mizuniwa Nouen

お薦め御近所パーク
水戸−保和苑
 
 
■保和苑
 「身近にあって意外に知られていない」。保和苑(水戸光圀公の命名です!)もそんな隠れた名所です。紫陽花が咲き誇る時期は特に美しく県外からもカメラマンが訪れます。美しい日本庭園を中心に、総面積1.5haの園内には児童公園のようなスペースもあり家族連れに人気のあったかい公園です。
■保和苑の利用
 苑内には、10数種5,500本の紫陽花が植えられ、6月中旬から7月中旬が見頃です。(写真を撮ったのは7月初旬ですが、残念ながら今年の見頃はもう少し前だったようです) 苑内には砂場や遊具、ミニ動物舎、展望台い芝生、藤棚の木陰があり、大人も子供も安心してゆっくり過ごせます。
苑事体はお寺の一部なので特に入場料は要りません。閉園することはありませんが、夜間は一部を除いて真っ暗です。池の周囲は夕方にライトアップされますが、噴水は止まってしまうようです。(夕闇に浮かび上がる紫陽花を期待して訪れた時には、花の色さえも分からず、すごすごと帰りました…)入口の駐車場は2時間400円。ところてんも置いている参道のお店が窓口です。
  
■苑内の見所
・日本庭園
日本庭園は、松やもみじ、まきの緑に紫陽花の美しさが際立ちます。明星ヶ池を囲み周遊できる園路があり、写真撮影にも写生にも「絵になる」風景がいろんな角度から楽しめます。滝を有する築山には見晴台もあり、池を展望出来ます。
階段を下ると菖蒲の湿地や紫陽花の育成地があります。ちょろちょろと小川の流れる先には二つの池があり、鯉の稚魚が群れを成し、シオカラトンボ、アメンボが遊んでいます。
・樹木
エノキの大木、日本庭園の株立ちのもみじ、見事な藤棚、ヤブツバキ等、保和苑と桂岸寺の木々も素晴らしく、年月と共に人々に愛されてきた場所であることが感じられます。梅、タイサンボク、ヤマブキ、ドウダンツツジ等、四季を彩る花木にも事欠きません
。 7月初旬に訪れた際には、コナラやモミジの雑木の木立に、ノリウツギが白い花を咲かせ、風に揺らいでいました。また、老人ホームの介護士の方はタイサンボクの花びらを拾いあげ、皆さんで香りを楽しんでおられました。そして、どこからともなく漂ってくる甘い香りはくちなし。鮮やかな紫陽花の陰に隠れて香りの少ない紫陽花との取り合わせはとてもお洒落に感じます。

二十三夜尊、桂岸寺。号は保和院、光圀公の命令でこの名がつけれらた。きらびやかな本堂だが、修復の必要があり、募金を受付けている。(一口五千円也。)

おなじみ諸国漫遊旅姿の像。格さん(安積格之丞)のお墓は隣接する常磐共有墓地にある。墓前にはわらじが供えられていた。この墓地も光圀公が藩士のために創設したもの。(因みに助さんのお墓は太田の正宗寺にある)

縁結びの桂の木。「三回回って、本堂で願い事をすると御利益があります」と書かれている。境内には他にも桂の木がある。桂岸寺の由来なのかな。(ハート型の葉はみるだけで幸せな気分になる。御利益あるといいな。)

戦没軍馬の慰霊碑。人参が供えられていた。

あじさいと桜に囲まれた公園。遊具や砂場もあって家族連れに人気。

展望台からの風景。すぐ下には無所だめの大蛇の碑がある池に続く林。

しょうぶ園とあじさいの育成地。右手には杉の林。林内にもあじさいが植えられている。

しょうぶとあじさい

小川の流れる先に池がある。もみじがおおい。秋も美しいことだろう。

「無所だめ」がどの池かは記されていない。近くのこの池のことか。(ため池ではないが・・・)



「無所だめの大蛇」碑の内容
「保和苑の奥に「無所だめ」と呼ばれるため池があり大蛇にまつわる伝説がある。蛇とりの名人がその大蛇を捕まえにきて、笛を吹いて大蛇をおびきよせなわで捕まえた。
ところがこの大蛇は子供を身籠っていた。名人は妻が妊娠している時だったので、哀れに思って大蛇を逃がしてやった。大蛇は草むらを通って那珂川に去っていったと言う」
右の上方には展望台がある。コナラやノリウツギの小道。

保和苑内の日本庭園。明星ケ池。松やビャクシンの緑に色とりどりの紫陽花が映える。

赤松の木陰から

赤、白、ピンク、青。丁寧に管理されているあじさい。

池の周囲に園路があり、周遊できる。園路の周りのあじさいを手前に池を眺める美しいスポットがたくさんあってただ歩くだけでもたのしい。カメラマンにも人気の庭園。

池の上方。右奥に滝がある。「流れ」には木の橋、石の橋がかかり、流れをこえるのもなんとなく楽しいのです。

小ぶりなあじさい。他の花が終わりかけているなか、木陰のあじさいは美しさを保っていた。

築山にある滝

築山の見晴台より池を見下ろす

木もれ日のなかのガクアジサイ
■感想
光圀公によって命名され、愛され、地元の人々によって大事にされてきた保和苑を歩くと、光圀公の偉大さと大きな人柄が感じられるようです。
参道を歩くと、なぜかどこか知らない町に来たような新鮮な気持ちがしました。道筋にはところてんなどを出してくれるお店もあり、ゆっくりと散策した後に腰を下ろすには最適です。 家族でのんびり過ごす、庭園を散策する、カメラを持って出かける、歴史に思いを馳せる、等などいろんな楽しみかたの出来る、とってもお勧めの公園です。

保和苑:水戸市松本町13-19 (水戸駅バス乗場(7)より茨城交通栄町経由茨大行き末広町3丁目下車)
■関連リンク
Dynamic IBARAKI World(ダイナミックいばらき協会)
茨城VIEW 保和苑の紫陽花の開花状況(99/7)
水戸市役所HP保和苑とロマンチックゾーン
Infoseek保和苑で検索する。


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